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取得価額の半額でADKを売却したベインキャピタル、投資は失敗だった?

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ADKホールディングスが入居する虎ノ門ヒルズ森タワー (yoshi0511 / Shutterstock.com)

米プライベート・エクイティ(PE)のベインキャピタルが、2017年に約1517億円で買収した日本の広告代理店4位のADKホールディングス(旧・アサツー ディ・ケイ)を約750億円で、韓国Kraftonに売却した。買収額の半額での売却だけに、「失敗」にも映る。実態はどうなのか?

公表金額だけでは分からない「投資額」と「回収額」

今回の売却額である約750億円は単純な「現金回収額」ではない。ベインキャピタルは全額自己資金でADKを買収したわけではなく、買収資金を金融機関から借り入れるLBO(レバレッジド・バイアウト)だったからだ...

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