ドラッグストア業界2位(直近決算)のマツキヨココカラ&カンパニー<3088>は、2031年3月期に中・小型の企業買収を含めた事業成長で売上高1兆3000億円を達成し、これにM&Aなどによって実現を目指す連合体構想分を上乗せする事業拡大計画を策定した。
同社は、今後6年間(2026年3月期~2031年3月期)に、出店や改装、人材、IT、中・小型企業買収などに最大2200億円を投じる計画だが、連合体構想の実現については、負債を活用した資金調達も視野に入れて検討を進めていく方針だ...
不動産中堅のヒューリックは、2027年12月期までにM&Aに1000億円を投じる。2024年に子会社化を発表したリソー教育、レーサムに続く、シナジーが見込まれるM&Aを実施し、収益力を強化するのが狙いだ。
積水化学は狭小地での建築実績を持ち首都圏で不動産事業を展開するベンハウスを子会社化した。積水化学の鉄骨ユニット住宅が狭小地などへの供給が難しく、首都圏でのシェアが高くないため、同エリアでの事業の拡大のためM&Aに踏み切った。
出版やアニメ、ゲームなどを手がけるKADOKAWAは、イタリアのマンガやライトノベル(若年層向けの娯楽小説)を刊行する出版社エディツィオーニ(ミラノ)を子会社化する。
NTTが傘下のNTTデータグループをTOBで完全子会社化する。NTTドコモに続くグループ内TOBで、分割前の「大NTT」が事実上復活する。しかし、これは「選択と集中」に逆行する動きであり、先に完全子会社化したドコモは業績不振にあえいでいる。